人狼オンラインゲーム経験者が語る、『人狼ゲームのすごさ』とは
人狼ゲームって意外と頭を使うゲームだってことは結構有名だと思いますが、オンラインの人狼ゲームはご存知ですか?
オンライン人狼ゲームというのは、リアルタイムでチャットが開始され、15人の村だったら3人の人狼と8人の村人、霊能力者と占い師、騎士、狂人という役が割り振られます。(人狼オンラインXというアプリの例です。)
Webサイトからもアクセスができます。
それで人狼側と村人側で分かれて戦うのですが、毎晩誰が人狼かを話し合いながら、投票で処刑していって、最後に人数の過半数人狼が残っていたら人狼側が勝利。人狼を全員処刑したら村人の勝利という完全なる民主主義を学ぶことになるゲームです。
今ではアプリでも『人狼オンラインX』とか、『人狼オンラインZ』が中高生、あるいは大学生とか、たまに社会人の方でも親しまれていますが、僕は断然X派です。
最近は人狼殺、人狼ジャッジメントなんかも流行りはじめ、多くのYoutuberが実況をしています。人狼殺は短期記憶力、ワーキングメモリを鍛えます。おすすめです。
話を戻しますが、ZとXではかなり文化が違っていて、ゲームの進め方が違ったりするんですよね。だから、Xではそこそこ戦えるけどZでやってみると初心者同然の動きしかできなくなります。
※最近だとホリエモンとかメンタリストのDaigoが『人狼ゲームキット』みたいなのを共同して発売していますが、まあそれくらい注目されていてもおかしくないゲームなんですよね。
上記のお二人が人狼ゲームに着目するくらいなんだからやっぱ何らかの効果があるのかな?って思うでしょうけど、オンライン人狼ゲームをすることで得られるメリットは結構あると僕は思います。
ただ、オンラインだから実際に対面で話すわけではないので、コミュニケーション能力がつくということはそこまでないと思います。
【※2019/05/08更新】
人狼殺はかなりコミュニケーション能力、脳が鍛えられます。絶対おすすめします。
この記事を書いた頃の僕は文章のオンラインゲームしか知らなかったので、コミュニケーション能力ではなく、論理的推測、直感、文章力しか語ってませんが、自己ボイスで勝つ人狼殺は相当な能力を駆使します。Xとかジャッジメントとかで満足している方がいたら、是非人狼殺で勝ってください。
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人狼ゲームをしていると、人が言うことを最初疑うという癖がつくので、結構ネットの情報を鵜呑みにしやすい人とかは一度人狼ゲームをやってみて、村人に紛れることとか、こいつ胡散臭いなあ~と感じる第六感みたいなものを鍛えてみてもいいのではないでしょうか?
しかし、僕が思うに、誰が人狼かを当てる勘を鍛えることももちろん大事なんですが、人狼ゲームで鍛えられるのは、論理的に説明し、周囲を説得する力だと思います。
周囲を納得させるのってなかなか難しくって、よく勘が鋭い人にはすぐ見破られてしまいますが、何回かやっていると論理的に違和感のない発言をしていると結構バレないことがわかってきます。
あと、人狼ゲームは周りが全員敵みたいなものです。自分以外を安易に信じることができないわけで、結局自分の判断とか感覚を大切にしないといけません。
就活生がみんなブラックスーツだとか、みんなが同じことをしているから自分も同じことをしようとかいって周囲に合わせてしまう人って多い日本人ですが、人狼ゲームではそういう人種は真っ先にぶった切られます。
確固とした自我を持っていて、周りに流されない判断力とか感覚を持っているプレイヤーは他のプレイヤーからも信頼されやすい傾向にあります。
逆に優柔不断だったり、自分の意見が言えなかったり、曖昧な発言を繰り返しているプレイヤーはすぐ淘汰されてしまうのです。
(※だから初心者には厳しいゲームだともいわれています。)
まとめ
人狼ゲームをするメリットは 以下の3点。
①論理的に説明する会話力が身につく。
②違和感のある発言を疑う感性が磨かれる。
③確固とした自我をもって発言ができるようになる。
だいたいプレイ回数が100を超えたあたりからみんな初心者から抜け出している感じがします。
まずは60回くらいやってみて、そうするだんだん慣れてくるのではないでしょうか。
ちなみに僕は就活がうまくいかなくて引きこもっていた頃に毎日18時間くらいぶっ続けてやっていた頃もあったのでプレイ回数が4か月で800くらいになりました。
人狼民界隈ではプレイ回数が2500を超えている猛者もいたりして、めちゃくちゃ論理的思考が高い人もいれば、少ない発言でほぼ誰が何の役職かを見抜くスナイパーみたいな輩もいます。
追記
プレイ回数6000のプレイヤーが人狼ゲームに捧げている時間をフェルミ推定的に概算してみると、
人狼オンラインXがアプリとして誕生したのが2013年だから、2017年時点でプレイ回数6000ということは、
一回のプレイ時間が2時間と仮定すると6000×2=12000時間
一日24時間で一年で365×24=8760時間だから
4年間で35040時間あるので
4年間ずっと一日の約8時間(1/3)を人狼ゲームに捧げていることになりますね。
恐ろしいですね・・・(;´∀`)
※2019/2/6~
仕事の出張先で人狼殺にハマりました。
人狼殺は文章だけの人狼ゲームよりもかなりの脳力を使います。これが強い人は間違いなく仕事ができる人です。
ひきこもりでずーっとやっているから強い人でも、そこらへんで働くサラリーマンよりも頭を使うでしょう。
メモを使う人も多くいますが、初心者は是非メモをとることをおすすめします。
メモをとることで、人の話を理解するということを覚えます。
これは仕事でも活きてくる能力です。というかむしろ、これが仕事です、多くは。
↑斉藤 孝氏をご存知ですか?明治大学文学部教授兼コメンテーターの面白いおっさんです。是非この人の本を読んでください。仕事、勉強のどちらも役に立つはずです。
次にとる行動は、メモを取ることを卒業しましょう。
ワーキングメモリを鍛えるため、メモは邪魔になってくるはずです。
ワーキングメモリとは、仕事をするうえで必要、だけど勉強では身につかなかった能力です。
勉強ができても仕事ができない人、たくさんいます。
それは、勉強で活用する脳の部位と、仕事で活用する脳の部位は異なるから。
案外ワーキングメモリは記憶力を司るから海馬かと思いきや、違いますよ。
前頭葉を使用します。
短い間の記憶は前頭葉で処理をするらしいです。
しかも、人が人であるための大変重要な脳部位は、前頭葉です。
前頭葉は計画、思考、推測、会話、理解、人間性、愛情すべての人間の活動を司る司令塔です。
一日一回でいいです。
是非、人狼ゲームで脳力をつけましょう。