nao's 思考整理ログ

エンジニアとしての成長メモ

【ひきこもり大人論】どうして大人になるとゲームが飽きるのか?

どうして大人になるとゲームって飽きるんだろうか?

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最近プログラミングでRPGの序章だけでもいいから自力で作りたいと考え、それを目標にしてJavaオブジェクト指向APIリファレンスの使い方を勉強しようとしているのだが、ふと、感じたことがあった。

 

RPGを作るのはいいけど、ここ数年RPGなんかやってなかったな・・・?』

 

まあ今までがゲームをがっつりやってる場合じゃなかったということも一つの要因だろうが、それにしてもゲームをやろうとこれっぽっちも思わない。

僕が最後にRPGをやったのは高校生の頃に教室のパソコンにダウンロードされていたゲームくらいかもしれない。

その前は小学生の頃が僕にとって最後の思いっきり遊べる時期だったから、小学校6年生の頃にゲームボーイアドバンスファミコンファイヤーエムブレムとか黄金の太陽とかドラクエ5をやったことくらいしか覚えていない。(懐かしい、このゲーム知ってる人いるんでしょうかw)

 

しかし、RPGの世界観というのは名作と言われているものほど、奥深いストーリーと感動があることはわかっていて、それは大人になってからも味わう価値があることがわかっている。

 

だが、如何せん、時間がもったいないのだ。

 

RPGには少なからず、登場人物の発言をヒントにして、推理を解いていかなくてはならない要素が含まれており、難解な箇所は攻略本(今はサイトなのだろうが)を参考にしなければ何時間も考えさせられることがある。

(※中には村人や仲間の発言ヒントから次にどう行動したらいいかを自分で推測することがRPGの醍醐味だという方もいるだろうが、僕はどうしても詰まった状況に我慢できず答えを見たくなる性格だった。)

 

そして、推理はそれ自体がゲームの醍醐味にもなるのでいいのだが、他にもレベル上げのために大量の時間を割かなければならないこともRPGには不可欠な要素だ。

ドラゴンクエストシリーズではまさにここがプレイ時間の大部分を占めていると言っても過言ではないだろう。

 

それと大作なゲームであれば、マップの移動がものすごく面倒くさい。

次のダンジョンへ行こうとしたらまだ入れず、前のダンジョンか村でフラグを回収しなければ先に進むことができないことがあり、そのためにまた元来た道を戻ることがある。

(僕はこれがどうしても嫌で、しっかり順を追ったルートで進みたくて攻略を見てしまうことが多かった。)

 

以上、RPGにおける僕にとっての最大の醍醐味はストーリーの奥深さであり、その他の余計なレベル上げやマップ移動や、フラグ回収のためのキャラへのあいさつ回りの時間が本当に退屈だと感じていた。

これにより、無限に時間があると錯覚していた小学生の頃はいいが、大人になるにつれて社会生活上他にやることが増えてくるのでできるだけこういった無駄な時間はカットしてしまいたいと願うことになった。

だが、(僕が知る限りの狭い視野の中では)売られているゲームではそうもいかないから次第にやらなくなってしまった。

 

大学生から社会人にかけてゲームが好きだという人は自分ではやらず、YouTubeニコニコ動画などの動画配信サイトでゲーム実況者がプレイしているのを見るのが大半なのではないだろうか?

そう、ゲーム実況者が人気なのは、自分がゲームをすると面倒くさいシーンがあったり、余計に時間がかかることが、投稿された動画を見る分には全くそういう手間が省けるのである。

 

本来、人はゲームをプレイしなくても見ているだけで満足するものなのだと実感している。

 

なぜなら、僕のように大半の人はゲームを通して主人公のストーリーや世界観、話の奥深さを理解し、感動をしたいからである。

要は小説や映画を観るのとそう変わらない。

 

気になればWikipediaで話を掘り下げればよい。そうすると物語をより一層深く楽しむことができるのである。

 

最近僕は作る側の視点でゲームを見るようになっていて、2015年に発売されていたという超人気コンピュータRPG 『Undertale』 というゲームを見て、この作者であるトビーフォックスが一人でBGMの音源やプログラミングも創作していたというから驚いた。詳しくはWikipedia先生をご参照ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Undertale

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彼は日本のゲーム作品『MOTHER』や『マリオ&ルイージ』、『東方Project』を着想としていて、どうしても面倒だと感じていたレベル上げなどの要素をすっ飛ばしてもクリアできるようにしたという。(使用した言語はJavaなのだろうか・・)

 

この作品の良いところは、RPGの面倒くさいところを極力カットしていることと、人間とモンスターのどちらが悪いということもなく、むしろ人間のほうが残酷なのではないかというRPGに対する定番の概念を覆すような奥深さがあるということだ。

 

まとめ

話が脱線しやすくてまだブログを書くことに慣れておらず、文章が読みにくくて読者には申し訳ないが、

①大人になると人は社会生活に神経を集中させなければならず、ゲームなどに時間を割いている暇がなくなるということと、

②アクションよりもストーリーの中身が重要になるので自分でやらずに動画で見ているだけでも良いということが考えられる。

 

もちろんゲームにも色々な種類があるので、何とも言えないが、少なくともRPGに関しては当てはまる点が多いのではないだろうか。