nao's 思考整理ログ

エンジニアとしての成長メモ

【本音を語る】ひきこもり経験者が経緯を語る。『ひきこもりが社会に出て一年が経ちました。』

皆さん、どうもこんばんは。

現在は深夜2:00を回っているところです。ひきこもりをしていた頃の名残りで連休後は即、昼夜逆転生活をします。

 

本題入ります。ひきこもりを経験してから、紆余曲折の結果、大学卒業後になんとか新卒で会社に入り、早一年が経過しました。

今は充実してませんが、ひきこもった頃からはかなり回復して社会人らしくなってきた感が湧いてますので、その経過を書いていこうと思います。

 

 

僕が引きこもるまでの経歴

社会人になってから一年が経過しました。大学を卒業し、新卒で一部上場している中堅の企業に入社しました。今は立派なつまらない社会人になりましたが、そんな僕も、大学生をしていた頃は、かなりひきこもっていました。

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というのは、家族からは日々、『借金を作ったゴミクズ』と言われ続け、お金の管理にも手を出し(過干渉・過保護)、話すことと言ったら、「早く仕事をしろ」「言い訳をするな、早く家を出ろ」「金どうすんだ」というかなりきつい言葉を浴びせられたからです。

 

人はそんな頑丈にはできていませんからね。僕はかなりしょげました。

一応コンビニでバイトをし、社会の底辺を実感しながらもなんとか使い込んだお金約15万円を返しましたが、心はすっかりふてくさり、暗い感情しか湧いていませんでした。

 

コンビニの店長からは愚痴や、小言を言われ続け、自信がなかった僕は、反抗をすることもなく、ただ受け入れ、鬱屈した感情を抱いて過ごしました。

 

もう本当に苦しくて、明るい未来を感じてませんでした。

そんな学生が就職活動をしてうまくいくでしょうか?

 

うまくはいかないですよね。そう、僕は多くの人を見返すためだけに、大企業ばかり受け続け、散ってました。大学4年生のこと。

 

そう、志望動機なんかろくに考えもせず、うわべだけの見繕いで、何とか面接まで行こぎつけ、撃沈しました、何回も。

 

この頃から、就職活動はしていたが、それ以外はバイトもせず、人とも話さず、世界からは隔離されていました。友達はいなかったです。

 

フリーター生活は孤独。社会から隔絶された世界。

そんなことで、就職活動は何となく、秋に入り、僕は何となく諦めてしまいました。

その後、半年間ほどですが、フリーターのような生活が始まりました。

フリーター生活は孤独です。僕はまたもや嫌なコンビニのアルバイトを始めました。

heavenzdoor.hatenablog.com

なぜなら、人と接客をするが、最低限の活力だけでなんとかこなせるコンビニのアルバイトはそんな僕にとっては恰好のアルバイトだったからですからね。

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そして、半年くらいバイトをし、フリーターのような生活を終えた僕は3月頃からまた就職活動をしました。

 

結果。惨敗。

やはりうまく社会に馴染めなかった僕は、会社に入ることができず、引きこもりと化しました。夏に入る頃でした。

 

引きこもり生活開始

そして、僕は6月から始まる面接をすべて消化し、企業からは却下されまくり、とうとう、6月中旬からは本格的に引きこもりになりました。完全な無気力状態です。

 

んまあ、大学生の2年生頃から引きこもり気味だった僕は、再び元の生活スタイルに入っただけですが感情が鬱屈していることに加え、『将来が暗いこと』・『お金がないこと』・『留年したこと』の3重苦から、僕はネットにハマるしかなくなってしまいました。

 

引きこもりは高確率で依存症が併発している

そう、この頃は僕はとてつもなく依存症のような感じになっていました。

だから、依存症の方がテレビで取り上げられるたび、僕は「んまあこうするしかなかったんだからだろうなぁ・・・」という妙な共感性を抱きながら見ます。

 

具体的には、『チャット』『オンラインゲーム』『SNSです。自分の部屋から出られるようになってからは、家族が寝静まってから、リビングにこれる時だけパソコンでYoutube』『ニコ動』を見ていました。コメント欄でバトルを繰り返しました。

 

もうやばい奴です。

まさかここまで自分が廃人になるとは思いませんでした。

 

家族はこんな僕を見たら、どう考えても頭がおかしいとしか思いません。

父からは「ゲームをやめろ」「頭がおかしいぞ」「就職活動はどうしたんだ?」

もうこんなことを言われるのはつらいですね。

 

分かってはいるんです。でも、やめられないんです。

そして、怖くてもう社会には出られないんです。

僕は家族と出くわさない時間帯を狙っては、パソコンでゲーム、動画を見続けました。

そう、罪悪感と共に。。

 

再び始動、そして就職活動

6月頃から本格的に引きこもり始め、10月になる頃。僕は動きました。

4か月で動くのはすごいですか?僕は5年くらい過ごした気分でした。

 

んまあこういうことを経験したことがない人は、当然、努力をしないのが悪いと怒るでしょうが、僕は努力で何とかなることではなかったから引きこもりという選択しかなかったと考えています。

僕は文系卒ですが、営業は絶対無理と諦め、システムエンジニアプログラマーを目指しました。

きっかけは2ちゃんねるを創設した『ひろゆき氏』、幼稚な性格の堀江貴文です。

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この2人仲良くないっすか?しかも、どういうわけか、引きこもり、ニートからは絶大な人気を誇るすごいやつでもあります。

 

僕は、会社でうまくいかないから、起業しよう。そう考えました。

ITが一番想像しやすいから、IT系に就職し、スキルを盗んでから起業してやろう。と。

 

んまあ、そううまくはいかないのがオチですが、他の業界を選ばずに結果としてITで僕はよかったと実感しています。

heavenzdoor.hatenablog.com

そして、意外とIT系は変な圧迫面接をすることもなく、(まあ、一部ありましたが。)

3社目くらいで初めての内定が出ました。

heavenzdoor.hatenablog.com

僕は嬉しかったです。起業してやるという、独立精神は間違いなく、僕に活力を与えてくれます。今もそうです。

会社に依存しようとするから暗くなるんです。

 

はい、調子こきましたよー。僕は頭が良くなかった。

僕は調子に乗りました。僕は調子に乗ることは悪くはないことだと考えていますが、痛い奴だったかもしれません。

上場企業に内定をもらいながらも、安心を武器にして、なんとかベンチャーに就職できないかと考えました。

 

ベンチャーだったら身軽に転職、独立もできるからです。大企業はできませんから。

2社ほど受けましたが、やはり受かりませんでした。

僕は即戦力ではなかったから。

 

プログラミングは一応独学で勉強をしました。Progateというオンラインプログラミング学習支援webサービスがあるんですが、HTML,CSS,PHP,Javaなどをこなし、「やった!FizzBuzz*が書ける!俺って天才か?」と調子こいてましたが、Web系ベンチャーのCTO、採用責任者との面接で、鼻高々に素数判定プログラム』を書いて、「えっと、君って、数学苦手?」と笑われたのを覚えています。

あの頃のCTO、お前、わかってるじゃんか、正解だよ。

qiita.com

それと、渋谷にあるイケてるWeb系ベンチャーで、少数精鋭の会社にコネ(フリーター時代の派遣バイトの会社のツテです。)を使って代表者と面接させてもらったんですが、目を丸くして驚かれてました。

「え?なんでウチを受けたの?」

もう鼻笑われましたよ。そりゃ。だって、プログラミングで金を稼ぎたいんです

なんなら起業だってしたいんです。とか言ったって、だったら、その成果物は?

答えは『ない』からです。

 

そう、プログラミングで一念発起しようとお思いの方は気を付けましょう。プログラミングを勉強しているだけでは、ただの勉強をしているだけの浪人生と変わりありませんから。

プログラミングが書けるんだったら、もうさっそくWebで稼ぐでしょ?っていう概念らしいんです。特にベンチャー系は。(僕はまだ部外者ですから。)

 

甘いと思いますか?はい、甘いんです。僕は。

 

そして、ベンチャー界隈には能力が認められず、僕は中堅企業に就職をしました。

 

引きこもりが社会に出てから一年が経過しております。

社会人になり、親元から離れ、今は一人暮らしをしながら社会人をしてます。

heavenzdoor.hatenablog.com

ぶっちゃけます。社会人、くっそ面白くない。

会社は同調圧力、媚を売る部下、面白くないジョークで笑いを取ろうとする上司。

テレビで見た通り、社会はそう甘くはない。いや、甘くはないというか、怖いほどにこびっこび。

こびこびの上下関係を意識しなければならない、うわべだけの人ばかり。それはもう気持ちが悪いくらい。

僕は吐きそうになりました。

は?これはおかしい。社会がおかしい。会社がおかしい。

僕はすぐ出たかったが、勇気がなく、同調圧力の世界で我慢をしました。約1年。

heavenzdoor.hatenablog.com

もう電車も乗りたくないくらいですが、少し遅刻をしながらも会社へ通う日々。

 

つらかったです。あの鬱のような状態で、僕は孤独でつらかったんです。

引きこもりが社会でうまく会話をすることができません。正確には、うまく話したくなかった。

 

意外とこれがねー。 

しかし、人はおそろしい能力を持ってるんです。

意外と『慣れる』こと。

 

びっくりしました。意外と慣れるんです。これが。

僕は反骨精神があったほうがいいから、むしろ慣れることはつまらない社会人になる前兆かなあとは思いましたが、2月頃には慣れました。

そして、2月が終わる頃はもう転職を考えました。結構前向きな転職を。

 

僕は、会社を辞めたい。だがそこまで辛くはない。ここは結構ホワイトだった。

そうこの状態がわかりますか?

 

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僕は立派なつまらん社会人へと成長を遂げ、Lv.2になりました。スライムを3体くらい倒しましたよ!

 

以上、3体くらいスライムを倒した引きこもり経験者の社会人一年目の若造がお送りした経験語りでした。

【新社会人が感じた】日本大企業の同調圧力がひどいのはどうしてか?

皆さん、会社はお好きだろうか?

出世したいだろうか?

若い会社員は会社の同調圧力、将来が見えていることでそろそろ絶望をしている頃だろうか?

社会人数か月の筆者が、新鮮な感情のうちに記しておいたので、是非この悲痛な心の叫びを参考にしてほしい。

上司に従順な部下が出世する現実を悟り、絶望する。

出世する人は有能な会社員ではなく、上司から好かれる部下。

もちろん、仕事ができることで、出世する会社員は多くいる。しかし、実際はどうだろうか。多くのケースではタイトルの件が、あながち間違いではないことが証明される。

なぜなら、職場を見渡すと、少なからず、”仕事ができる”優秀な会社員ほど、上司とは会話をしていないからだ。

一方で、上司に従順で、そこに一生居続けようとしている部下。そして、上司の面白くもないようなジョークに適当にツッコミを入れて、笑いを勝ち取る部下。こういう会社員は上司から好かれやすい。しかし、仕事はどうだろうか?まったくもって仕事ができるような様子がない。

 

もし、会社で出世がしたいのだったら、上司から好かれるよう、会社に対して忠誠を誓い、人生を捧げる覚悟を持つほうがうまくいくだろう。

しかし、本当にそれが幸せというものであろうか?

 

 

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 以前の記事でも紹介した良書であるが、中でも特に私が重視した項目が、「人生とは”コントロール感”というものがあるだけで、まったくもって充実度が違う。」

という事実。

 

こんなことは誰もが直感や、今まで経験した学校や会社での過ごし方でわかることだろうが、もし、あなたが、人生に対してコントロール感を失っているのなら、それはあなたが、人生に対してコントロールを失っているという感覚さえも失われていることだろう。

 

本題に入るが、上司に好かれること。というのは、本当に幸せなことであろうか?

 

答えはNOだ。

 

上司から好かれ、仕事も適度に振られることで、一見は会社で適応している自分に酔いしれるだろうが、しかし、その代償はでかい。

 

上司から仕事っぽいことを振られ、そして、ニコニコして受け入れ、助言もよく聞く。

そして、上司が雑談に呼んでくれることは一見幸せだが、実はコントロールを失っている。

 

上司から好かれることは、自分がコントロールすることではないからだ。

 

もちろんコントロールが失われたら、我々はストレスを感じはじめ、そのストレスさえも感じなくなっていく。

そして、うわべだけの幸福度で人生があっという間に流れていく。

 

充実した人生が送りたいのであるならば

もっと自分に正直になることが大事だろう。

とはいうものの、自分に正直になることはどういうことか?

急激に上司に対して本音を語ることが正しいことか?

違う。もっと単純なことだ。

感情論や、精神論、考え方でどうなることではなく、我々はシンプルな構造で成り立っている。

『自分の人生をコントロールすることだ。』

であるならば、上司と仲良くすることや、職場に対して忠誠を誓うことだったり、理想の人物を演じ、レールの上を走ることから離れていく必要がある。

 

ということは、つまり、我々はもっと、文句を言われ、失敗を重ね、挫折を繰り返しながらも、それでも良いという感覚を持ち、実にゲームのような人生を送ることが望ましいということになっている。

 

自分の人生をコントロールし、自己責任で、望む人生を送ること。何がしたいかわからないからいったんは会社を辞めること。そして、たくさんの職を経験し、天職と言えるような仕事を見つけ出すこと。

 

日本人に求められていることは、こういう失敗をしても、誰かから文句を言われようが、自分のことをコントロールする感覚なのだろう。そして、実践していくことだろう。

私も肝に銘じ、実行していくことを考えている。

 

 

 ↑この本は、今を時めく最強のサラリーマン、田端信太郎氏が書いた本。

サラリーマンながら、人生をコントロールしている姿は私たちを鼓舞するだろう。しかし、この本自体はなかなか中身が薄い。本屋で立ち読みして、田端氏のインタビュー記事をネットで検索し、この人自身を知ることが有益。

まとめ

  • 大切なことは、『人生のコントロール感』。

出世し、裁量権が増えることでコントロールすることができることはあるが、若いうちは、そんなことよりも、考え方を知ること。

  • 本を買って自己投資を怠らないこと。

上記の本だけでなくてもいい。とにかく会社にへばりつくだらだらした空気に慣れてしまわないうちに、自己投資をしてほしい。

  • いつでも転職ができるスタンスでいること。

”いつでも辞められる”という感覚は、上司に無理して笑顔を振りまく必要がなくなる大切な考え方だ。

転職をしていつでも辞められるんだ。数か月ニートしたって構わない。汎用性の高いスキルを身に着けよう。そう考えてほしい。

 

以上、転職をしようと決意してから、そこまで会社が苦ではなくなった社会人が送る言葉だ。