自分の意思がない人たちが行き着く場
この社会で底辺だなあと感じるのは、ホームレスでもなく、生活保護者でもなく、自分の意思をなくした人間だと思います。
僕が学生の頃にコンビニでアルバイトをしていた時に僕は自分の意思をなくしてただただ言われたことをこなす都合の良いバイト社畜をしていました。
コンビニって場所にもよりますけど、結構ブラックだったりします。
オーナーの機嫌次第ではアルバイトたちは夜遅くまで怒られたりしますし、人が少ないからといって勤務日じゃなくても入れられたりします。
あと、ずーっと突っ立って何時間も対応しながら裏でマニュアル通りに作業をしなければならないんですよね。これが本当に苦痛でした。
そうこうしているうちに僕は自分の意思がなくなり、本当に無味乾燥な半年間を過ごしました。
面白くない仕事をしなければならない義務はないのだけど
僕がコンビニで働いていた時に一緒にいたフリーターの人やパートのおばちゃんたちがどうしてこんなブラックなところで何年も働くのかなあと常々疑問に感じていました。
しかし、僕も数か月間働いて分かりました。
自分がこういうところでしか働けないんだと思い込んでしまうんです。
学生が一番華やかだと思い描くアルバイトは、スターバックスでのアルバイトです。しかし、こんなところで働く学生ってみんなかわいいし、イケメンな男ばっかりなんですよね。
僕がコンビニで働いていたときは自尊心も低くなっていて、とてもこんな華やかなところで働いてはいけないのだと勘違いしていました。
なぜでしょうか?
コンビニで働いて、なんか理不尽に怒られて、軽率に扱われているうちに、ものすごく自分が低い身分の者に思えてきて、どんどん自分がやりたいこととか、面白そうなことを我慢してしまうようになるんです。
人生の意思決定だけは失ってはいけない
おそらく人はブラックな環境で働き続けることに慣れていると、少しの嫌なことくらいなら受け入れてしまう耐性がついてしまいます。
そうやってどんどん自分が嫌いになってしまうんですよね。
しかし、今の時代、自由に働ける時代になりました。
偉い人から『苦しいことを我慢できないやつはどこ行ってもだめだ』とか『お前ができるわけがない』なーんていう害悪な暗示が僕たちの自由な生き方を制限してしまいます。この偉い人とは親とか上司とか先生とかでしょうか。
そして、『僕には才能がないから』とか『そんな甘い考え方だと怒られちゃうよ』とかいう思考回路をしてしまうんです。
これからの時代は安定なんかどこにもないし、それだったら自分がしたいことをしたらいいんですよね。嫌な会社から転職するだけの意思決定力とスキル、自尊心。これだけは失ってはいけません。そのためにも自己評価を下げてくるようなくそどもの言うこととかくそくらえでいいんですよ。
意思決定力を低下させないためにしていること
人が意思決定力を向上させるために必要なことは、情報収集力と論理的思考力だと思います。
知識は判断のためにあり、判断は行動のためにあるという言葉があり、まさにその通りだと感じています。
自分がより良い行動をしていくためには、日々ネットや人からの情報収集が欠かせません。
だって他の環境を知る情報がなければそもそもどこがいいところかなんて考えなくないですか?
ここよりもっと良い環境があるのか?自分ができるのか?そのために必要なことって何だろう?実現可能だろうか?
こういった情報収集して論理的に考えることができなくなることがないように、自分を守っていく方が人生良い方向に向かっていくような気がします。
(これからの自分にも言い聞かせています)