nao's 思考整理ログ

エンジニアとしての成長メモ

【新社会人が感じた】日本大企業の同調圧力がひどいのはどうしてか?

皆さん、会社はお好きだろうか?

出世したいだろうか?

若い会社員は会社の同調圧力、将来が見えていることでそろそろ絶望をしている頃だろうか?

社会人数か月の筆者が、新鮮な感情のうちに記しておいたので、是非この悲痛な心の叫びを参考にしてほしい。

上司に従順な部下が出世する現実を悟り、絶望する。

出世する人は有能な会社員ではなく、上司から好かれる部下。

もちろん、仕事ができることで、出世する会社員は多くいる。しかし、実際はどうだろうか。多くのケースではタイトルの件が、あながち間違いではないことが証明される。

なぜなら、職場を見渡すと、少なからず、”仕事ができる”優秀な会社員ほど、上司とは会話をしていないからだ。

一方で、上司に従順で、そこに一生居続けようとしている部下。そして、上司の面白くもないようなジョークに適当にツッコミを入れて、笑いを勝ち取る部下。こういう会社員は上司から好かれやすい。しかし、仕事はどうだろうか?まったくもって仕事ができるような様子がない。

 

もし、会社で出世がしたいのだったら、上司から好かれるよう、会社に対して忠誠を誓い、人生を捧げる覚悟を持つほうがうまくいくだろう。

しかし、本当にそれが幸せというものであろうか?

 

 

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

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 以前の記事でも紹介した良書であるが、中でも特に私が重視した項目が、「人生とは”コントロール感”というものがあるだけで、まったくもって充実度が違う。」

という事実。

 

こんなことは誰もが直感や、今まで経験した学校や会社での過ごし方でわかることだろうが、もし、あなたが、人生に対してコントロール感を失っているのなら、それはあなたが、人生に対してコントロールを失っているという感覚さえも失われていることだろう。

 

本題に入るが、上司に好かれること。というのは、本当に幸せなことであろうか?

 

答えはNOだ。

 

上司から好かれ、仕事も適度に振られることで、一見は会社で適応している自分に酔いしれるだろうが、しかし、その代償はでかい。

 

上司から仕事っぽいことを振られ、そして、ニコニコして受け入れ、助言もよく聞く。

そして、上司が雑談に呼んでくれることは一見幸せだが、実はコントロールを失っている。

 

上司から好かれることは、自分がコントロールすることではないからだ。

 

もちろんコントロールが失われたら、我々はストレスを感じはじめ、そのストレスさえも感じなくなっていく。

そして、うわべだけの幸福度で人生があっという間に流れていく。

 

充実した人生が送りたいのであるならば

もっと自分に正直になることが大事だろう。

とはいうものの、自分に正直になることはどういうことか?

急激に上司に対して本音を語ることが正しいことか?

違う。もっと単純なことだ。

感情論や、精神論、考え方でどうなることではなく、我々はシンプルな構造で成り立っている。

『自分の人生をコントロールすることだ。』

であるならば、上司と仲良くすることや、職場に対して忠誠を誓うことだったり、理想の人物を演じ、レールの上を走ることから離れていく必要がある。

 

ということは、つまり、我々はもっと、文句を言われ、失敗を重ね、挫折を繰り返しながらも、それでも良いという感覚を持ち、実にゲームのような人生を送ることが望ましいということになっている。

 

自分の人生をコントロールし、自己責任で、望む人生を送ること。何がしたいかわからないからいったんは会社を辞めること。そして、たくさんの職を経験し、天職と言えるような仕事を見つけ出すこと。

 

日本人に求められていることは、こういう失敗をしても、誰かから文句を言われようが、自分のことをコントロールする感覚なのだろう。そして、実践していくことだろう。

私も肝に銘じ、実行していくことを考えている。

 

 

 ↑この本は、今を時めく最強のサラリーマン、田端信太郎氏が書いた本。

サラリーマンながら、人生をコントロールしている姿は私たちを鼓舞するだろう。しかし、この本自体はなかなか中身が薄い。本屋で立ち読みして、田端氏のインタビュー記事をネットで検索し、この人自身を知ることが有益。

まとめ

  • 大切なことは、『人生のコントロール感』。

出世し、裁量権が増えることでコントロールすることができることはあるが、若いうちは、そんなことよりも、考え方を知ること。

  • 本を買って自己投資を怠らないこと。

上記の本だけでなくてもいい。とにかく会社にへばりつくだらだらした空気に慣れてしまわないうちに、自己投資をしてほしい。

  • いつでも転職ができるスタンスでいること。

”いつでも辞められる”という感覚は、上司に無理して笑顔を振りまく必要がなくなる大切な考え方だ。

転職をしていつでも辞められるんだ。数か月ニートしたって構わない。汎用性の高いスキルを身に着けよう。そう考えてほしい。

 

以上、転職をしようと決意してから、そこまで会社が苦ではなくなった社会人が送る言葉だ。

SIerが悪名高いのはどうしてか?

SIerが悪名高いのはどうしてか?

SIerはどうして最悪だと言われているのか?

 

皆さんもお分かりだろうが、IT業界というのは、1970年代からある会社が多く、そういった会社はよくSIerと言われ、大規模な会社が多い。

 

しかし、そういった50年近く存続しているような安定した会社がくそだと言われてしまうのはどうしてだろうか?

 

それは、グループ会社や、委託先のパートナー会社からプログラマーを派遣させ、一方では、SIerの社員はお客様先との接触や、打ち合わせ、定期的に行われている会議に参加しているだけのことが多い。

 

そして、そういう会社でのSEの仕事というのは、主に”雑談”である。

 

雑談が得意で、上司と仲良くできる会社員はそういう会社でうまく立ち回ることができるはずだ。

 

しかし、そういう仕事の仕方でよいのでしょうか?

 

↓(最近私が読んだ、仕事について考えさせられた良書だ。ぜひ自己投資して一読してほしい。)

ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)

ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)

 

 

なぜあなたはSEになったのか?

・これからの時代、プログラミングを学び、手に職をつけて自由に仕事がしたい!

・自分でwebサービスを制作して、サイト運営をしつつ、フリーランスとしても働きたい!

・プログラムが書きたい!

 

上記の理由でSIerに入社したのであるならば、間違いなく、場違いな仕事に辟易としていることだろう。さっさと会社を辞めよう。(自分も1年以内で辞めるつもりだ。)

 

SEの主な仕事は仕様を決定し、あとは業務委託をして、他の会社のプログラマーたちに設計、製造、保守、運用などの仕事を任せ、自分は雑談か、お客様と打ち合わせか、チャットをしているだけだ。

 

これからの時代はフリーランス、転職の時代だといわれている。(まあアメリカと比べたら、日本はまだまだ終身雇用・年功序列の雰囲気だが。)

 

2020年の東京オリンピックのためなんとなく景気が良い気がしているが、そんなのが過ぎたら、いったいどれくらい景気が落ち込むんだろうか?

 

少子高齢化は進む一方で、東南アジア諸国の経済の急成長、そして、安価な労働の流入で追い込まれる日本人。AIの台頭で仕事と尊厳を奪われる不安。経済はますます悪くなりそうだとは思わないだろうか?

 

AIが成長すると、今度はAIを作る側(?)だったプログラマシステムエンジニアは仕事を奪われ、給料がかなり落ち込むと言われている。

 

もしかしたら、技術をつけることができないエンジニアたちは、仕事がどんどんなくなっていくのではないだろうか?なくなるまではいかなくとも、給料が下がることは間違いないだろう。(あるいは全然上がらないだろう。)

 

これからは”個”の時代が来ると言われている。

果たして、私たちは退屈な会社に居続けてよいのであろうか?

SIerに限らずとも、退屈な仕事や激務に耐えかねている会社員は多くいるはずだ。

 

ぜひ、Twitterやブログでフリーランスで稼いでいる方の発言を浴びましょう。

 

↓(ひろゆき氏はニコニコ動画YouTubeでもたまに放送をしているが、彼のような一攫千金を得ることができずとも、エンジニアであるならば、彼の思考を取り入れておくとよい。)

働き方 完全無双

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 ↓(かなりおすすめの良書。仕事が楽しくない、合っていない、退屈。という社会人はいかに脳が浸食されているかがわかる。ホリエモンの言うことが科学的に証明している。)

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

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